平屋住宅と間取り

もともと平屋で生まれ育った人は、平屋住宅で暮らしたほうが落ち着く場合が多いです。
進学や就職で親元を離れるときは、集合住宅のアパートやマンションなどで暮らす場合が多いので、階段を昇り降りする生活になりますが、自分の希望する一戸建てを新築するときは遠慮なく平屋住宅を希望すると良いでしょう。
平屋住宅の特徴は、間取りのスタイルによっては、ワンフロアに仕上げられます。注文住宅で平屋住宅を希望すれば、ワンルームマンションのような利便性を一戸建てで実現できるのもメリットです。
平屋住宅は一階の屋根の重さだけを計算すれば良いのもポイントです。屋根の重さに対する耐久性ですから、二階以上の建物よりも軽く仕上がります。
耐久性と重さの関係から、かなり大胆な間取りも平屋住宅ならば可能ですし、壁を少なくできるのも特徴です。注文住宅で平屋住宅を新築するなら、建物としての耐久性を備えるために必要な壁を意識しましょう。
二階建て以上の建物よりも、壁の必要量は少なく済みます。
リビングルームとダイニングルームを、壁のない間取りに設計するのも容易です。ワンルームマンションのようなワンフロアのスタイルであれば、家事もスムーズに作業できます。

階段を施工しなくて良いので、それだけ住まいの風通しが良好になります。
階段を施工してある建物は、階段下を収納庫にするなど面積と容積の有効活用ができますが、その一方で湿気対策に悩まされます。階段下は湿気がたまりやすく、空気の流れを止めてしまう間取りなので、空調と清掃に配慮が必要だからです。
平屋住宅ならば階段下のデッドスペースが発生しませんから、窓を開けただけで住まい全体に風通しするのは容易です。風通しの良い間取りは、湿気対策も容易なので、除湿剤の購入費用や除湿機の稼動にともなう電気代を節約できる効果も得られます。

注文住宅で平屋住宅を設計してもらうときは、一般的な建売分譲の間取りで決めてしまわずに、まずは工務店と話し合いましょう。注文住宅の工務店は、さまざまな建築実例を通して、家族構成に対応した間取りのバリエーションにも精通しているからです。
新築するだけでなく、住まいが完成してからも定期メンテナンスなどのアフターケアがされますから、どのような間取りが暮らしやすいのか、あるいは経年劣化を抑えやすいのかを相談できるのもメリットです。
平屋住宅の建築実例が豊富な工務店ならば、平屋住宅ならではの長所と短所にも精通しています。